今日の君のTシャツの色からして 夕陽に涙を擦りつけているような不思議な気持ちになったよ ゆるゆると流れる景色の中で君はすべてを察したのか 無言のまま 10年ぶりの2人乗り 人様の自転車がキイキイと泣いています 僕は無性に確かなものに触れたくなって 例えば君の背中に思い切り頭突きしながら 人生を考える まだ始まってもいない これから始めるんだと 人生を考える 這いつくばった回数で勝負だと 立ち上がった回数で勝負だと 君がロクにブレーキを使わないもんだから 自転車ごと思い出に吸い込まれていくような不思議な気持ちになったよ ここはかつて馬鹿2人が古今東西ゲームのように 軽快にテンポよくお互いの夢を語り合った場所だ 10年ぶりのこの公園で 蹴飛ばしたブランコがキイキイと泣いています 僕は無性に確かなものに触れたくなって 例えば君の肩に思い切りアイアンクローしながら 人生を考える まだ始まってもいない これから始めるんだと 人生を考える 這いつくばった回数で勝負だと 立ち上がった回数で勝負だと 発売日:2003-12-03 歌手:野狐禅 作詞:竹原ピストル 作曲:竹原ピストル