スプリット・ミルク-The Sketchbook

本当は僕にも 単純な心で

夜明けを待っていることとか

曖昧なままでも 一切構わないし

実際はそんなものさとか

理由はなんだって そこに羽が生えて

どこまでも届く 羽ばたきを知った

ミルクティーが 冷める前に 始められるなら

その向こうで そっと咲いた あの笑顔に間に合うように

回転が止まないんだ 安心を言葉で

何回も確かめたから

空想の空でも 大体違わないし

そっちはどんな風だったとか

理由がなくたって いつか羽が生えて

心まで届く 羽ばたきを知った

ミルクティーが 冷める前に 始められるなら

その向こうで そっと咲いた あの笑顔に間に合うように

こぼさないで 始められるなら

その向こうで そっと咲いた 静けさを追いかけて

傾きの兆しを 月に 打ち明けたいな

騒ぐ 気持ちを抑えて 見つめ続けられればいいな

ミルクティーが 冷める前に 溶かした想いを

いま向こうで そっと咲いた 願いに捧げよう

あと少しだ ぼくがそっと 抱え込んだカップの

底の方に 見えるような ささやかな痛みの前に

沈む前に 始められたなら

その向こうで きっと咲いた あの笑顔に間に合うように

そんな風に

祈るように

夢みていた

発売日:2013-01-30

歌手:The Sketchbook

作詞:多田宏

作曲:The Sketchbook