きみがきみであるために-鈴木雅之

言葉途切れて…

意味もなくマッチに火をつけ

きみの両手 その火つつみこんだ

二人旅した時に蛍の光(ひ)をかこんだ

あの時ときみ 同じ微笑み

もう会わないと…

半年が過ぎた夜更けに

また二人こうして会っているの?

きみを愛さなくなって 少しらくになったと

嘘をついて きみをためした

きみがきみであるために

ぼくはきみといるから

お互い無理してる 迷いこんでいるね

ぼくがぼくであるために

ぼくはきみが必要

この胸に委ねてくれないか

雨が降りだし…

前髪に小さな雫

禁じられた果実 触れるように

ぼくの人指し指に そっとのせてみせよう

この哀しみ 真珠にかえて

きみがきみであるために

ぼくはきみといるから

泣いてなんかいない 笑ってくれたよね

ぼくがぼくであるために

ぼくはきみが必要

この胸に委ねてくれないか

今 奇蹟おこせるなら

これから きみとぼくに

偶然の出会いと永遠をください

きみがきみであるために

ぼくはきみといるから

泣いてなんかいない 笑ってくれたよね

ぼくがぼくであるために

ぼくはきみが必要

この胸に委ねてくれないか

きみであるために…

発売日:1997-05-08

歌手:鈴木雅之

作詞:大下きつま

作曲:ジョー・リノイエ