a・b・y-茅原実里

もう誰もいない 私しかいない

砂漠に咲く菫の花

涙も枯れ果て 乾いてしまった

大地の命はいつ甦るのだろう

探し続けていた未来 喪失の瞬間-とき-

戻せない 狂った時計を空へ高く高く投げ捨ててた

叫ぶように愛して 私を赦さないで

言葉には出来ない “想い”全部

見えない矢で放って 私を射抜ぬくほどに

痛みの先にある 慚愧の壁 乗り越える時まで

私、この実 赦せる時まで…赦さないで

乱れる理不尽 遺す蜜もなく

力尽きて倒れた花

遠くで響いた 懐かしい声が

潤す泉を再び喚び戻すように

澄んだ空を映し出す 蒼いオアシスは

いつか見た景色重なった それは遠く遠く広がって行く

叫ぶように歌うよ 私を忘れないで

記憶の原石-カケラ-たち 消えない光

また出逢える時まで この手を離さないで

永遠に思える暗闇でも 迷わないように

涙、笑顔 交わした言葉を…忘れないで

叫ぶように愛して 私を赦さないで

言葉には出来ない “想い”全部

叫ぶように歌うよ 私を忘れないで

痛みの先にある 慚愧の壁 乗り越える時まで

私、この実 赦せる時まで…

忘れないで(離さないで) 赦さないで(覚えていて)

蒼い光が手招く

忘れないで(離さないで) 出逢えるまで(覚えていて)

続く未来の扉へ

発売日:2021-11-18

歌手:茅原実里

作詞:俊龍

作曲:奥井雅美