めぐりあって すれ違って まわってく扉で 映りこんだ ガラスの、自分に 気がつく いつの間に 刻まれた 僕なりの年輪 街路樹の光が 背中をふちどる 「完璧じゃないけど 進め」、襟を正した 眼があう子供に 微笑み 目深な帽子をぬいだ 芝居じみててもいいなと、感じてる 風の午後 すべてがパントマイムだとしても 瞬間ノイズさえ消える 見せつけられる自分の心の中 見つめ直してみる パラレルの交差点 気まぐれに曲がろう こんな日は偶然を泳がせ 遊ぼう パラソルにぶつかって ごめんねって動いた、 くちびるのサイレンス 運命を呼ぶかも 「もう少し肩の力 緩めて行こう」 客観的にジャッジする もう一人の自分がいる しっくりこない場面は そいつからのアドバイス すべてがパントマイムだとしても 伝わる何かを探して 問いただされる真実の心の中 見つめ返している 経験値をかさねても いろいろ予定どおりじゃ つまらない 駆けだす子供が転んで 半泣きでも立ち上がる こらえた睫毛の先に 青い空が広がった いい事ばかりじゃないとしても 世界は寡黙に優しい だからふさわしい姿勢の歩き方で 歩き続けていこう 右の肩が少し上がってる いい事があったね? すべてがパントマイムだとしても それこそ影法師だったって、 かたちだけで 僕は君がわかる 発売日:2011-12-14 歌手:神谷浩史 作詞:只野菜摘 作曲:増田武史