冷血-甲斐バンド

きみを信じることができれば、自分を信じることができる

しかし、きみなしでは…… 人生の目標がなくなってしまう

それが、愛と自慰の違いだ

「LOVE AND GROWRY」

ロバート・B・パーカー

男(やつ)のガールフレンドが狂言自殺謀った晩

街(そと)はスコールのように激しい雨

警官(ポリス)呼びだし事件を告げて車にとび乗る

鼓動は早鐘のよう 悪い予感ふり払い

ドアを蹴破って部屋に入ると

床(フロアー)は血の海 彼女は横たわる

恨んでお 恨んでも ふり払えないものがある

泣いても 泣いても 切れはしないものがある

体の中を流れていく冷たい血 COLD BLOOD

辺りにとび散る血とガラス 悲鳴ひとつも残っちゃいない

完全犯罪もくろむ いつかのドラマのよう

2時間前の彼女が電話で言った いやな筋書き

呪文のような低い声 彼女ちょっとやりすぎた

赤いフラッシャーが回り サイレン街を抉りだす

床(フロアー)は血の海 彼女は死んでいる

恨んでお 恨んでも ふり払えないものがある

泣いても 泣いても 切れはしないものがある

体の中を流れていく冷たい血 COLD BLOOD

身体流れる荒れ狂う血に俺も気づく時がある

熱く狂暴でヒステリック 傷つけずにいられない

おしよせる地獄の炎 お前の中で沈める

監獄のような大通り 獰猛な寒さの中

手錠はめられ たぎるような冷たい血を抑えて

今夜も何十万人のゾンビがさまよい歩く

恨んでお 恨んでも ふり払えないものがある

泣いても 泣いても 切れはしないものがある

体の中を流れていく冷たい血 COLD BLOOD

発売日:2001-09-07

歌手:甲斐バンド

作詞:甲斐よしひろ

作曲:甲斐よしひろ