未来を拾いに-aiko

あなたに逢ったのはたしか 冬の真ん中あたり

季節外れの汗が首もとを隠れて流れた

全部全部が知りたいと無我夢中で話した

好きなもの嫌いなもの 心の端っこまで

その目の中がむこう向いた時 あたしはこっそりあなたを見る

10年先もそのまた先も一緒にいられたらいいのに

何事もなく楽しく過ぎて行く日々を つまらないと吐いたあの頃のあたしに

逢えたなら必ず言いたい 楽しい事

なんてこの世には死ぬほど沢山あるのよ

だから笑うのもっと笑って逢いに行こう

新しい袖を通す秋の夜中の下で

優しく指が入るだらしなくはねたその髪

いつも通りにこのドアを開けたら聞き慣れた閉まる音で始まる

先に行くから追いついてよねあそこの通りで待ってる

こうして手を繋いでいる事もいつか はしゃぐ時の中で忘れてしまうのかな

手の中にあるこれからのあなたへあたしへ

そんな日が来たら仕方ないなって抱きしめてね

少し不安で愛おしいよ これからもずっと

何事もなく楽しく過ぎて行く日々を つまらないと吐いたあの頃のあたしに

逢えたなら必ず言いたい 楽しい事

なんてこの世には死ぬほど沢山あるのよ

だから笑うのもっと笑って逢いに行こう

だから笑うのもっと笑って逢いに行こう

発売日:2015-04-29

歌手:aiko

作詞:AIKO

作曲:AIKO