花火-つるの剛士とシーキャンドルズ

降り注ぐ木漏れ日のなかに

白いスカートが揺れる

夏の匂いのせて

君の髪撫でてゆくよ

オレンジ色に染まる砂浜のシルエットが

足跡と一緒に消えてく

あの日空に描いた蒼い想い出たちも

綿雲のなか飛んでいった

ふわふわと海鳥が浮かぶ

夢のなかで鳴いてる

波の音と混ざって

ずっと忘れないバラードになる

不意に視線逸らした君のその横顔が

ふたりの時間を止めるよ

「ごめん…」君の唇そうたしかに動いて

声聞こえない…

通り過ぎてゆく

季節を超えてく

砂で作った

映画のように

散ってく 淡く 儚い 花火…

二度と離れないよに大切に繋いでた

細い指先が解けてく

あの日ふたり交わした江の島の約束も

アルバムのなか消えていった

発売日:2019-08-19

歌手:つるの剛士とシーキャンドルズ

作詞:今野潤一

作曲:つるの剛士