ツバメの巣-Goodbye holiday

履き違えた靴が懐かしいよ

痛みはもうただの思い出になった

寒空似合う駅前の街路樹に

捨ててしまった温もりが舞い散った

見上げた軒下 見慣れた姿が

巡る季節に意味を付け足す声で鳴く

おいで おかえり

僕はずっと見てきた

君がここで自分だけで作り上げた居場所を

前を向くこと 長い航海の果て

そっと優しい風が吹いた

温かくて丈夫な羽がある

迷ってるなら僕に任せて欲しい

腹ごしらえ済ませたらさぁ行こう

飛び方忘れたとしても行こう

僕等だけにしか言えない言葉が

時には誰かの胸を強く打つんだよ

おいで おかえり

君は優しいから

出会った日も別れた日もさよならとは言わない

前を向くこと 長い後悔の果て

そっと綺麗な羽が舞った

夢にはぐれて

たくさんケガをして

否が応でも選んだ人生

今だからこそ守れる人がいる

掛け替えのない事に気付けるからこそ

涙堪えて諦めた勇気が光る度に

臆病だと後ろ指差されても

ツバメ 僕にも居場所があるんだよ

ずっと迷ってきたから

きっとこれが最後の決意

発売日:2016-02-10

歌手:Goodbye holiday

作詞:福山匠

作曲:児玉一真