歌いたい-LUNKHEAD

歌いたいことがない

不幸なくらい 自慢するほどの不幸がない

なんとなく恋をしたり セックスをしたり

その後少し寂しくなったり

それも すぐに 忘れてしまうのに

流れ星 ひとつ夜空を駆けたら

それが合図で 世界にサヨナラだ

流れる汗を拭いもせずに

走れ、走れ、何も持たないまま

悲しみに単位はないはずなのに

人はそれを比べたがる

美談は金になり

それを見て僕らは安っぽい涙を流す

どうせ すぐに忘れてしまうのに

流れ星 ひとつ夜空を駆けたら

それが合図で 世界にサヨナラだ

流れる汗を拭いもせずに

走れ、走れ、何も持たないまま

ああ、苦しくて吐きそうになるよ

胸が痛い 空気が足りないって

ああ、生きてるなあ

迷いもせずに 僕の小さな心臓が脈を打つ

ああ、まだ間に合うかな

誰かのために僕は強くなれるのだろうか?

流れ星ひとつ 今、夜空を駆けた

それが合図で 昨日にサヨナラだ

発売日:2009-07-08

歌手:LUNKHEAD

作詞:小高芳太朗

作曲:小高芳太朗