君が現われて 俺は困ってる 過ぎ去った日に 忘れた筈の 蒼い心が ぶり返してさ 怖ず怖ずとして その白い手に 触れることさえ 躊躇(ためら)われてさ 君の眩(まぶ)しさが 俺を困らせる まともな恋に 心痛める 愚かさはもう 無い筈なのに 優しさの下 見え隠れする 艶(なまめ)かしさに 目を伏せる俺 何をしたって 死ぬのが 命 死ぬ故にこそ 熱く生きようとするのも 命 君ゆえの悦び 君ゆえの困惑 君の振舞いに 俺は困り果て 恋する先の 闇ほの見えて 心すくんで 身動き取れず いっそ全てを かなぐり捨てて 溺れてみたい 熱冷め切れず 何をしたって 死ぬのが 命 死ぬ故にこそ 熱く生きようとするのも 命 君ゆえの悦び 君ゆえの困惑 君ゆえの悦び 君ゆえの困惑 発売日:2000-04-12 歌手:堀内孝雄 作詞:堀内孝雄 作曲:小椋佳