忘れもの-オレスカバンド

終わりとは過ぎると何も無かった様に

人を錯覚させてもたまに思い出して

それもこの上なく高級ヤスリで磨き上げられて

キレイになってなお人を傷付ける

あの大きかった木

今になってはブロッコリー程小さくって

でもグリーンティーの苦味みたいに

離れないの

あの日のあたしのチッポケなわがままは

何が欲しかったワケじゃなくて

ただあのパンクス達のハートに

終わらない歌のスタンプを押したかっただけ

終わりの頂上目指して螺旋階段

のぼる途中頭あげても上は見えぬ

思い出にするには勿体な過ぎる過去を

武器にして涙もピザポテトに変えていくのか

あの小さ過ぎた手で

いつか離れぬ様ボンドでくっつけた

価値観が麻痺してくる

どうしようも無い程

あの日のあたしのチッポケなわがままは

何が欲しかったワケじゃなくて

ただあのパンクス達のハートに

終わらない歌のスタンプを押したかっただけ

歌手:オレスカバンド

作詞:たえさん

作曲:いかす