ただひとつだけのキヲク 胸の奥にある 色褪せた紙切れには笑顔が残った 「出逢わなければよかったね」と冗談でもどうして言えただろう 君のその優しさに気付きもしないで何を見てたのだろう 振り向けばいつもそこに君が居てくれるような気がした 薄紅ノ雪が舞って今日も変わらぬ風が吹く まだ上手に笑えなくて 日が暮れるのも忘れて確かめあうように あんなにも愛したこと誇りに思った ためらいもなく好きだなんて言えてしまう君に嫉妬していた 君を好きだと思う気持ちに理由など何も要らなかった ふたりなら永遠さえ叶うものだと信じていたね 抱き締めたそのぬくもり今もこの手に残ってる 思い出には出来なかった 伝えたいコトがあった それはおかしい程 簡単で 失ってやっと気付くそれはかけがえのないもの 振り向けばいつもそこに君が居てくれるような気がした 薄紅ノ雪が舞って今日も変わらぬ風が吹く キヲクの中 探していた 発売日:2002-05-15 歌手:Every Little Thing 作詞:持田香織 作曲:菊池一仁