SINGLE GIRL-角松敏生

遅い電車の ドアにもたれて

逃げる街の灯り見つめてた

がんばりすぎよ 仕事仲間の

心配顔 平気と笑って

毎日降りる駅を出て

ヒールの音がついてくる

ただなんでもないあの曲り角で

急に涙がこぼれた

Single Girl わたし 淋しかったんだ

自分でも気づかなかった

Single Girl わたし 泣きたかったんだ

正直にあなたの胸で

逢わないでいたら終わるって

信じてもないくせに

あんなにいつも近くにいても

あなたのことなんにも知らない

そんな気がして 付き合ってから

通り過ぎた季節を数えた

片づいていく友達は

あとはタイミングだけよと

そんな冷やかしに苦笑いしてたけど

心が沈んだ

Single Girl わたし 淋しかったんだ

答えさえ見えない恋が

Single Girl だから ムキになったんだ

ちっぽけなすれ違いにも

流れていく時間の速さが

本当は怖かった

なんにも聞かずにわたしを抱きしめて

両腕で包んで 黙って抱きしめて

この次 ねぇ 逢えたとき

Single Girl わたし 淋しかったんだ

自分でも気づかなかった

Single Girl わたし 泣きたかったんだ

正直にあなたの胸で

もういちど自分の気持ちを

確かめて電話しよう

歌手:角松敏生

作詞:康珍化

作曲:林哲司