ナラク-Halo at 四畳半

この身体を巡る運命の行方を決めるのは

迷い込んだ街の喧騒に問い掛ける

自分自身を犠牲にしてまで守りたいものはあるか

心に棲みついたナラクが

こちらを羨んで見つめている

見えないヴェールでこの目を

隠してしまえば楽かな

嵐の中で声を嗄らして

それでも伝えたいこと

争いのあと お揃いの傷に

包帯を巻いて笑おう

描き出したはずの肖像画

幾度も描き直せば 滲んで破れた

白紙に戻さなくちゃ

揺らめいた心を見せれば

すぐに呑まれてしまうだろう

翳した刃の その矛先が

悪とは言い切れずとも

この身を賭して 守ると決めたものの為に

悪にもなろう

この身体を巡る運命の行方を決めるのは

嵐の中で声を嗄らして

それでも伝えたいこと

ナラク お前がしきりに求める結末を

掻き消すまで

嵐の中で声を嗄らして

争いのあと お揃いの傷に

包帯を巻いて笑おう

少なくとも、千度

発売日:2019-10-10

歌手:Halo at 四畳半

作詞:渡井翔汰

作曲:渡井翔汰