心の中でいつも叫び続けていた 呼べる名前なんて持たないまンまで どれだけ手を伸ばしても届かないモノは 何も知らなければ 欲しくはないのに 幾つもの時間(とき) 幾つもの季節が 勝手に終わり始まっている 遠い所をただ過ぎて行くのを 同じ場所で見ていた 翼は汚(よご)れてるままで 広げることも忘れていた まだ気持ちが重すぎたあの日 翼は汚(よご)れてるままで 擦り傷だらけのカラダでも 思いを全部(すべて)ぶち込めるなら 遠くへ飛べるさ 誰かを求める度に一人だと知った 静かな寂しさが堪らなく痛い 幾つもの夜 幾つもの夜明けが 影の長さを変えてくけど 空の広さや 沈む夕陽さえも どこに行くか見えない 翼は汚(よご)れてるままで 蹲ってばかりいたんだ また痛みが足許を掴む 翼は汚(よご)れてるままで それでもいいと思えたなら きっと自由にいつまでだって 遠くへ飛べるさ 幾つもの時間(とき) 幾つもの季節が 勝手に終わり始まっている 遠い所をただ過ぎて行くのを 同じ場所で見ていた 翼は汚(よご)れてるままで 広げることも忘れていた まだ気持ちが重すぎたあの日 翼は汚(よご)れてるままで 擦り傷だらけのカラダでも 思いを全部ぶち込めるなら 遠くへ飛べるさ 歌手:保志総一朗 作詞:こさかなおみ 作曲:上野浩司