君の音が聴こえる場所へ-bird

あなたの水をください

遠い日に渇いた 甘い記憶に

果実の吐息達あふれる時間に

夜が瞳閉じる瞬間に

夜明けから ラジオにまみれて

聴き慣れない歌 耳もとに残る

あなたよりも夏をもっと知ってるのに

あなたの気持ち分からないまま

口癖は友情をいいわけに染めていく

今 抜けだして

あなたの横顔だけに

変わらない夢をみてる

声が届かなくても 口づけで抱きしめたい

話し足りない言葉は少しだけここで眠らせて

部屋の灯りのそばで 心だけ確かめたい

今 伝えたい想いが ありふれた言葉でつつまれるまえに

初めて覚え始めた

唇の予感 よみがえらせて

あなたが一番に好きなメロディーも

まだ聴いたこともないけれど

さよならと言ってしまうわたしのせつなさを

今 飛び越えて

あなたの素顔だけに

変わらない夢をみてる

声が届かなくても 口づけで抱きしめたい

話し足りない言葉は少しだけここで眠らせて

部屋の灯りのそばで 心だけ確かめたい

今 伝えたい想いが ありふれた言葉でつつまれるまえに

夜のつづきを抱きあうことができるなら

今 抜け出して

あなたの横顔だけに

変わらない夢をみてる

声が届かなくても 口づけで抱きしめたい

話し足りない言葉は少しだけここで眠らせて

部屋の灯りのそばで 心だけ確かめたい

歩き出した気持ちは ひとりでに傷ついてしまう

心が聴こえる場所で 響く音を見つめたい

描き足りない行方は少しだけここで眠らせて

雨上がりの交差点 そのままで抱きあいたい

今伝えたい想いが ありふれた言葉でつつまれるまえに

発売日:1999-07-23

歌手:bird

作詞:bird

作曲:Shinichi Osawa