真夏の雨-幸村精市(永井幸子)

遥か遠くに 揺れて君は眠るだけ

ひと雨来そうだ もうこれで終わりにする

事も出来るよ

足掻(あが)いても無駄さ 探しても駄目さ

何も 聞こえやしないだろう

さあ おいでよ

きっと もっと 高い場所に行ける

立ち上がるなら

何度でもほら 相手になる

遥か遠くに 揺れる陽炎

今 君は夢を彷徨って

悲しいほどに 何も出来ない身体

降り出した雨に 打たれて眠るだけ

無い物ねだりの その目はまだ希望を

捨ててないだろ

諦めないこと それもまた君が持てる

僅かな答えだから

さあ おいでよ

きっと もっと 「楽しい」場所に行ける

どこかで聞いた

言葉が胸を よぎるけれど

例えば君の 全て奪って

何もかも儚い夢だと

とどめを刺して これで終わりにしよう

光る稲妻に 目を閉じて

遥か遠くに 揺れる陽炎

今 君は夢を彷徨って

悲しいほどに 何も出来ない身体

降り出した雨に 抱かれて眠るだけ

このまま

ひとりきり

さよなら

降り出した雨に 抱かれて眠るだけ

発売日:2014-07-16

歌手:幸村精市(永井幸子)

作詞:永井幸子

作曲:松浦雄太