三線の花-2side1BRAIN

いつしか忘れられた オジーの形見の三線

床の間で誕生祝いの 島酒にもたれて

ほこりを指でなでて ゆるんだ糸を巻けば

退屈でたまらなかった 島唄が響いた

鮮やかによみがえる あなたと過ごした日々は

やわらかな愛しさで この胸を突き破り

咲いたのは 三線の花

テレビの斜め向かいの あなたが居た場所に

座ればアルミの窓から 夕月が昇る

家族を眺めながら 飲む酒はどんな味

眠りにつく前の 唄は誰の唄

喜びも悲しみも いつの日か唄えるなら

この島の土の中 秋に泣き冬に耐え

春に咲く 三線の花

この空もあの海も 何も語りはしない

この島に暖かな 風となり雨を呼び

咲いたのは 三線の花

秋に泣き冬に耐え 春に咲く 三線の花

発売日:2011-03-02

歌手:2side1BRAIN

作詞:BEGIN

作曲:BEGIN