ともだちでいたいのに-辛島美登里

幻の夏 遊んでばかりいた

三人でよく 海へも出かけたね

「ふたりをずっと応援する」って

今も聞こえるよ 波のように

ともだちでいたいのに あなたが離れていくなんて

たかが恋、そんなもので 簡単に運命は変わる

ごめんねと、ごめんねと もういい、何度も言わないで

お願いよ 泣くのなら 今すぐ カレを返して

強いあなたに いつも憧れてた

光と影が この世にはあるのね

真昼の月が 太陽の隅で 私を静かにみつめてる

ともだちじゃいられない ほんとはどこかで怯えてた

紹介した瞬間から カレはあなたに魅かれていた

揺れているかすみ草 たくさんのしあわせの中で

教えてよ 他じゃなく どうしてカレを奪うの

時間は過ぎていく 誰もが

子供じゃいられない 風が、背中、押すよ

ともだちでいたいのに ひとりで歩く季節がくる

たかが恋、そんなもので 簡単に運命は変わる

許さない それがせめて 前に踏み出す力だから

振り子のように 揺れる心 新しい夏が始まる

発売日:1998-03-25

歌手:辛島美登里

作詞:Midori Karashima

作曲:Midori Karashima