あるいは映画のような-yama

午前0時 夜 遊泳

飛び乗る最終電車

階段から覗いた隘路と揺れる街路樹

夜空を溢したような車窓に映る風景

月の裏側では溜息をついている

(「知らない」はもういない)

夜明けと

(夕焼けとあの日を)

埋めるように

(溶けてく 溶けてく)

日々の中へ

まだカーテンの裏で ただ泣いてるだけの僕ら

決まり切ったシナリオ通りに続けてるだけ

当てにならないよ 誰かの噂なんて

曖昧な現実と最低な夜を超えよう

いつの間にか日々になった

誰も「大人」じゃなかった

雲の上に乗れると誰もが思ってた

それがなんだいまじゃどうした

上か下か数字がなんだ

好きなものを信じよう それでいいはずさ

そうだろ?

発売日:2020-09-07

歌手:yama

作詞:くじら

作曲:くじら