アイドルになんて-OBP

大胆な太陽を溺れそうな青空が包む

高飛車な風が水平線の向こうから真夏を呼び込んでくる

海岸線で弾ける水しぶきが光に変わって

恋人達へと素敵な贈り物を届けているようだ

君とこの町を一緒に手を繋いで

歩いてみたかったな

アイドルになんてならなければ ずっと一緒に君といれたかな

こんな晴れた夏の日には 少し思ったりするけど

アイドルになんてならなければ 君にそんなこと言ったなら

きっと怒られるんだろうな わかっているよ だから言わないよ

儚げな砂浜を寂しそうにさざ波がなぞり

沈む太陽が水平線の向こうから星空のレースをかける

君とあの星を一緒に肩を寄せて

見上げてみたかったな

アイドルになんてならなければ ずっと一緒に君といれたかな

星に届きそうな夜は 少し思ったりするけど

アイドルになっていない自分を 時に考えたりしてみても

きっとどんな私よりも この私が素敵なはずなんだ

季節外れの通り雨 時に私を濡らすでしょう

少し雨宿りをしたら また出かけるからね

アイドルになんてならなければ ずっと一緒に君といれたかな

こんな晴れた夏の日には 少し思ったりするけど

アイドルというこの選択が 君へと繋がっていなくても

きっと後悔とかしない わかっているよ だから言わないよ

満天の星空が溢れそうな想い抱きしめる

次の日の光が水平線の向こうから照らすのは新しい私

照らすのは新しい私

発売日:2019-11-27

歌手:OBP

作詞:鎌倉圭

作曲:鎌倉圭