晴れ間ひとつ見えない空も 今はどうでも良くてさ 君の横顔を盗んだ昼前の遊園地 「雨はきっともう降らないよ」と 何も知らない君は言う 「それが本当なら良いけど」 「晴れ女だからさ!」 「それはそうだね、確かに。」 君がいて僕は朝を見る 夜なんて疾うに過去の話だ 「回れよ回れ」 君の心に一生と咲け 落ちる身体に浮く心と 漏れる悲鳴は空へ飛んで往く 雲を割いて晴れ間ひとつが目に映る 先を歩く君の髪が 揺れて大きく広がった 君は僕の方に顔を見せて 「楽しい」と笑ったんだ 言葉一つ待たず君は 「暑い!」と言って走り出した 雲も随分少なくなっている 飽きることも知らずに君を眺めてた 君といて僕は僕を知る 想いは全部今の話だ 「回れよ回れ」 君の全てが一生と咲く 物思うこの心はただ 言葉に成ることを願っている 君に渡るその日が来るのを待っている 発売日:2022-02-09 歌手:藍空と月 作詞:kanju 作曲:kanju