雄と雌の日々-ミドリカワ書房

目の前の白い壁を ずっと見ていた

忙しそうに小走りで 行き交う看護婦さん

俺が長椅子に座り 待ってるあいだに

命を消す手術を あいつは受けてた

若すぎる俺たちには まだ 親になる勇気がなかった

もしも俺たちが ガキじゃなくて 自立していたなら

幻じゃなくて 今 俺のそばに子供がいたのかな

その日の何日か前 あいつの親父と

話をした 少しだけ あいつの家で

無口な男二人は お互い俯いて

親父さんは一言 「まぁ しょうがねぇな」

俺に似た人だと思った もの凄く怒ってたんだろうな

何故か あの頃の俺たちには 罪の意識なんか全く無く

それからも懲りもせずに 雄と雌の日々は続いた

若さって 今思うと もの凄く残酷なんだよな

あいつとは別れたけど ひでぇ女だった 七人とやってた

俺の子供じゃ なかったかもなぁ

俺 騙されてたのかも しんないなぁ

俺の子供じゃ なかったかもなぁ

俺 騙されてたのかも しんないなぁ

Oh oh oh Ah ah Ah ah ah...

発売日:2005-07-20

歌手:ミドリカワ書房

作詞:緑川伸一

作曲:緑川伸一