My Home Town-永作博美

夕映えを見送る 風の中

君がふりむき 何か言った

聞こえないふりをして 手をふったよ

何も 言い返せなくて

空港に向かう ガラス窓に

住みなれた町の 風景が

映るけど さびしさ振りきるように

バスはスピード 上げてく

いまごろ 胸が泣いてる

君を 好きだったよと

瞳 閉じれば いつも

君は僕のそばに いたね

微笑って

夢に追われても 忘れないさ

きっと帰るよ マイホームタウン

明日からめぐりあう 物語に

もしも つらく裏切られても

待ってると 言った君に

いまごろ 胸ににじむよ

遠い 夏の場面が

雨上がりの 坂道

ふたり 照れながら名前を

教えた

風の言葉を あたためながら

いつか帰ろう マイホームタウン

ポケットに詰め込んだ さよならたち

いまは そっとにぎりしめてる

思い出には しないから

夢に追われても 忘れないさ

きっと帰るよ マイホームタウン

明日からめぐりあう 物語が

もしも かなうことがあっても

いつかきっと きっと帰るよ

待っていると 言った君に

発売日:1993-09-01

歌手:永作博美

作詞:秋谷銀四郎

作曲:黒沢健一