時を刻む唄-Lia

落ちていく砂時計ばかり見てるよ

さかさまにすればほらまた始まるよ

刻んだだけ進む時間に

いつか僕も入れるかな

きみだけが過ぎ去った坂の途中は

あたたかな日だまりがいくつもできてた

僕ひとりがここで優しい

温かさを思い返してる

きみだけをきみだけを

好きでいたよ

風で目が滲んで

遠くなるよ

いつまでも 覚えてる

なにもかも変わっても

ひとつだけ ひとつだけ

ありふれたものだけど

見せてやる 輝きに満ちたそのひとつだけ

いつまでもいつまでも守ってゆく

肌寒い日が続くもう春なのに

目覚まし時計より早く起きた朝

三人分の朝ご飯を作るきみが

そこに立っている

きみだけがきみだけが

そばにいないよ

昨日まですぐそばで僕をみてたよ

きみだけをきみだけを

好きでいたよ

きみだけときみだけと

歌う唄だよ

僕たちの僕たちの

刻んだ時だよ

片方だけ続くなんて

僕はいやだよ

いつまでも 覚えてる

この町が変わっても

どれだけの悲しみと出会うことになっても

見せてやる 本当は強かったときのこと

さあいくよ 歩き出す 坂の道を

発売日:2008-11-14

歌手:Lia

作詞:麻枝准

作曲:麻枝准