夜、雨足が途切れてくれたら 覆われた雲間から光こぼれて 遠く姿見えなくても仄かに 月明かり射しこめば願い託すのに この雨降る世界は 私だけのため用意されたように 髪を濡らしセツナサだけ歌い続けている はみだした思い どこまでも波打って いま あのひとのこころまで 揺らして欲しい 会いたさの鳴るほうへ 恋しさの待つ場所へ もっとたやすい気持ちだけ集めて 注意ぶかく傷つかないように生きれば ずっとしあわせだと思う それでも 純粋な思いから逃げだしたくない 水を含んだ枝が 右左に舞い 路さがす森を あの空まで 駆け上がって あしたをたずねたい ああ この思い どこまでも波打って いま ひとりきり サミシサを抱きしめながら もう少しこの場所で 雨宿りしてみるよ あなたのそばにねぇ いられたら あなたのそばにねぇ いられたら ああ この思い どこまでも波打って いま あのひとのこころまで 揺らして欲しい 会いたさの鳴るほうへ 恋しさの待つ場所へ 歌手:白石涼子 作詞:岩里祐穂 作曲:YUPA