こんな夜中に電話をかけるあの男はあたまがおかしい それを今かと待ちかまえてるあの男もあたまがおかしい そんなふたりのあいだにはさまってにこにこしてる女のあたまが きっといちばん、やっといちばんおかしくなったらせーのの合図で なぶりあい、なぶられあい、なぶりあい、なぶられあい あの子いいこねと鼻をきかせる女のからだうつくしい あの子いやだと目を光らせる女のからだうつくしい そんなふたりのあいだにはさまってにやにやしてる男の顔は おおかみのような目、光もなにも無いけど いっぽんあしで立ってるすがたを なぐりあい、なぐられあい、なぐりあい、なぐさめあい 夢をみた、女と女がこっちを見ながらひそひそ話して ふたりは一緒にとびらをくぐって光の中の光の中へ 男と男のあいだにはさまって突然に目が覚めた男は 派手なパーマ、思い切った水色、サンバとタンゴのあいだのリズムで なぶりあい、なぶられあい、なぶりあい、なぶられあい 発売日:2015-09-16 歌手:柴田聡子 作詞:柴田聡子 作曲:柴田聡子