あなたが口にした言葉が 風で掻き消されてしまう それは繰り返されずに あなたは「なんでもないのよ」と笑う 僕達が腰を下ろしてた 砂浜に夜が訪れて 海岸に沿う町の灯が 瞬いてゆるやかに曲がるのを見てた ふたり手と手 重ね合わせて 時の流れ止めようとして 広がる目の前の景色を 今この胸にしまえば 月は満ち欠けを繰り返し 星はこの大空を巡り あなたが口にした言葉が 今吹いた風で掻き消されてしまう ふたり指を ひとつずつ絡め それを激しく砂に押し付けて 心がもつれる瞬間を 生命の中に押し込めば 形が定まる事のない 波の泡が生まれ弾けて あなたが口にした言葉が 今吹いた風で掻き消されてしまう 風で掻き消されてしまう… 発売日:2014-04-23 歌手:浜崎貴司 作詞:浜崎貴司 作曲:浜崎貴司