夕だち-CANCION

風を見過ごして バス停で待っていた

雲行きの怪しい 空見つめながら

知恵の輪みたいな現実 器用にほどけなくて

いつのまにか失くした大事な時間を

未来なんて今の延長でしかなくて

この場所で始めなきゃ繋がらない

黄昏の遠い空 降り出しそうな夕立

限りなく1を足して つみあげるんだ空へ

さぁ、始めよう ココを抜け出そう

部屋を掃除した りんごを一つ買った

駅前の風景さえ 忘れかけていた

メビウスの輪みたいに どこにも辿れなくて

宛てもなく探してた 「僕」というしるしを

歩いてきた足跡は雨に溶けて

言い訳で凌いでた 過去が嫌になった

夕立もうわの空 涙も出て来ない

果てのない暗やみに 包まれてしまう前に

さぁ、始めよう ココを抜け出そう

さぁ、始めよう ココを抜け出そう

発売日:2006-03-08

歌手:CANCION

作詞:CANCION

作曲:CANCION