学校まで続く緩やかな坂道 何度も何度も上ってたね 西へたなびいた 夕焼け染まる雲 何故だか時間の流れみたい 重ねてた ねえ このままでいたいけど 旅立ちの時 黒板なんかで学んでたことは 何一つない けれども 教室(ここ)で学んだことはたくさんあるよ“生きるすべ” ねえ 嬉しい時も涙は出るよ 忘れないでいよう この一瞬(じかん)は未来に続く大切な時間(とき)さ 悩んだこととか笑ったことだとか本気でぶつかって背を向けたこと バカ騒ぎしたね 最後の試合あと 3年なんてねあっという間にほらもうすぐ この想い永遠と信じていたり あつく語る友との放課後 忘れないから ずっと 最後の授業告げる鐘の音 切なくなったよ そう クラスメイトも旅立つことをためらう鳥みたい きっとみんな大人になって時の流れになる そうさ 半年前に決めた将来 まだあやふやだけど いつか 昔と違うリアルになってた 迷うこと覚えた そうさ 校庭にある桜の木々は雨に濡れながら ほら 精一杯のつぼみになったよ 咲くのを待っている ノイズ交じりラジオからは卒業のメロディー いつまでも 今日の日は忘れないから ゆっくりと下りた坂道 発売日:2004-02-18 歌手:CHiYO 作詞:CHiYO・HIKARI・TORA 作曲:長澤孝志