つかのまの陽ざしのなか ホコリだらけの街を歩く 風は君の髪を撫でて 沈みこんだ気持も消えてゆく 時々 何も見えないふりをしてしまうけれど 時々 何も気づかないふりをしてしまうけれど 君がいなければ 君がいなければ 喜びの意味さえ知らずに 時は流れてただろう 本当の君に出会うため すり切れるまで夢をみていた 打ち明けることもできずに 無駄な事ばかり話していた 時々 何も聞こえないふりをしてしまうけれど 時々 何も知らないふりをしてしまうけれど 君がいなければ 君がいなければ せつなさの意味さえ知らずに 夢は消えていただろう 時々 何も見えないふりをしてしまうけれど 時々 何も気づかないふりをしてしまうけれど 君がいなければ 君がいなければ 悲しみの意味さえ知らずに 彷徨い続けてただろう 君がいなければ 君がいなければ さよならの意味さえ知らずに 時は流れてただろう 発売日:1993-11-10 歌手:佐野元春 作詞:佐野元春 作曲:佐野元春