あなたがうん、と言わなくて あたしはうんと悲しくて 時間だけがどんどん過ぎてゆく ‥泣いたら届くかな あなたをうんと知りたくて あたしはなんも出来なくて いつの時代も好きな人がいる それを“幸せ”という 風邪をひいてはじめて知る 心配をしてくれる人 独り言の多いあなた まだまだあるよ あなたをうんと好きすぎて あたしはうんと切なくて 下らない景色にも涙する それを“幸せ”という 子ども時代 先生にはちゃんと見破られてたこと 妬んでばかりいた自分、に 手を 手を振るよ 何がしたいかわからなくなっても ボレロのように この胸があなたと一緒に 踊って わがままでも抱き寄せてくれたら 嘘みたい幸せ。 あなたがうんと歳とって あたしはうんとしわくちゃで 2人の日がどんどん刻まれて フィナーレが近づく 木の葉のようにさらわれて ばらばらに落ちていっても 同じ土に還るまでのすべて それを「幸せ」という。 うんとしあわせな日々よ 発売日:2009-11-04 歌手:一青窈 作詞:一青窈 作曲:小林武史・武部聡志