逢わぬ先からお別れが 待っていました 北の町 ゆかなきァならないアリューシャン ゆかせたくない人なのに いつのころから 鰊場に 咲いたわたしは 夜の花 銀の鱗で 化粧して 海の男に お酌する かわい貴男の ヒゲ面を 今度見るのはいつのこと 門出に涙は 不吉だと 知っていながら泣けるのよ 女乗せない 船だけど いちどゆきたやアリューシャン 死んだオヤジの 好きな花雪のお墓に 供えたい 歌手:久美悦子 作詞:高月ことば 作曲:不詳