十六夜-高橋真梨子

月の灯り 飲み込んでいる

青ざめた銀ナイフ

深い海に投げたら 空から落ちて来た

そんな夢を見ていたのよ

吐息のかかる胸で

どんなに愛されても 顔が想い出せない

生まれた時から きっと女だったわ

肌のぬくもりを待つ LAI YAI YA

夜は眠るだけのものじゃない

謎を解いて行くもの

空の遠いところで

ゆられたら ゆられたら 海を見た

十六夜の月が好き

咲いた花だけが知る

切なさの陰り色 ふと似てる気がする

右の顔で 頬染めても

左の顔は 女

何処に住んでいるの 私の中の私

言葉を仕掛けて

言い寄る男達を

かわす遊び覚えて LAI YAI YA

夜は眠るだけのものじゃない

謎を解いて行くもの

夢と現(うつつ)の中で

繰り返す 繰り返す 白い波

夜は眠るだけのものじゃない

謎を解いて行くもの

空の遠いところで

ゆられたら ゆられたら

夜は眠るだけのものじゃない

謎を解いて行くもの

空の遠いところで

ゆられたら ゆられたら 海を見た

発売日:1992-07-22

歌手:高橋真梨子

作詞:飛鳥涼

作曲:飛鳥涼