僕が生きる世界-Fuki Commune

誰が見ていただろう 深い闇の中で

清かに立ち尽くす 生まれたばかりの影を

誰が気付いただろう 暗い胸の色に

悲しみ模した眼窩の 涙は飲まれていった

咲いた春を過ぎて 夢に散った花々を追って

いずれ砂に沈みゆく未来なら

君たちは何処に行けばいい

愛することの意味を隠して 堅く臥した現実

光失った世界に 独りでは居られない

繰り返される時間を教えて 巡る針が消えれば

朽ちてゆく ガラクタの僕は 赤い空の下で

風を感じるだろう 土を撫でる音に

体躯がもし君と 同じものであったなら

朝は霞み夜は薫る 星を動かす摂理に

いずれ至る その瞬間を待ちながら

僕だけが終焉を知らない

持たざる者に意志を外して 縛りつけた法則

光失った世界に 勝てるほど強くない

繰り返される時間を教えて 巡る針が消えれば

朽ちてゆく ガラクタの僕は 赤い空の下で

愛することを知らない僕に 置いていった約束

君を失った世界に 一人では居たくない

繰り返される時間を教えて 巡る針が消えれば

朽ちてゆく ガラクタの僕は 赤い空の下で

最期の灯が 燃え尽きるまで

悼みを背に歩いていく

ずっと君を 探し生き続けるよ

発売日:2016-06-22

歌手:Fuki Commune

作詞:Fuki

作曲:Mao