ruth feat. JILLE, 椎名へきる, lasah-keeno

大事な言葉はあの日に隠したまま

また不意に雨が打つ音をただ思い出す

酷く濡れて世界は止まったまま

君の足音とまだ遠くで鳴る雷

あの時、頷けなかった私は

いつかまた一人になるのが怖かっただけ

雨に濡れた髪を撫でる君

私は泣いていたね

戸惑う瞳も見れずに

ごめんね

ごめんねって繰り返す

遠く離れたこの場所でも

私は子供のまま

同じ雨にまだ濡れてる

気付いていたの

私はどこまでも弱いイキモノで

君の熱で爛れた身体を今もこうして抱いている

いつまでもこのままでいい

愛なんかじゃなくていい

そんな風に思ってしまった臆病な私は

遠く離れたこの場所でも

ずっと子供のふりで泣いている

今日は君の街は晴れているかな

晴れていたらいいな

君が私を忘れてしまえる程に眩しい青で

濡れた髪はそのままで

傘なんかなくていい

雨を跳ねる誰かの足音

発売日:2016-12-21

歌手:keeno

作詞:keeno

作曲:keeno