まだ残る違和感に風を呼んで 大袈裟な手招きを悼む素振りに冷めて逝く 繰り返す悲しみを 喉の奥で歪ませて 吐き出せば 白い世界に赤黒い雨が降る 口付けに偽りと名を刻んで 柔らかな表情は艶かしい夜の術 右の頬を振り抜いた 手の平に痛みを知って よれる目から崩れ落ちたなら 「あれ」に辿り着けそうだ 揺れる光を紐解いて行く様に 手探りの価値観を見守った 鍵を掛けた あの部屋は窓辺より 優しげな眼差しは僕の果てまで 夜に凭れても 言い訳まで僕を追い越して行くんだ 眠る木々に有り余る溜息を 滲む景色をほどいて行く様に 手探りの価値観を見送った 鍵を掛けた あの部屋は窓辺より 目に余る行動は君の果てまで 身を縛られても 抵抗する素振りだけは見せたんだ 続く日々に有り余る溜息を 発売日:2010-01-20 歌手:GENERAL HEAD MOUNTAIN 作詞:松尾昭彦 作曲:松尾昭彦