空に浮かぶ一つの雲を 何も思わず見つめていた やけに空は透き通って 夏の終わりが近づいてる 頬をつたう感情は 過去に繋がる匂いがした せわしく鳴く蝉の声は 心地が良くて気がまぎれた すべり落ちた時間に 街は急ぐ夕暮れ いつもと違う角を曲がり 私の知らない街を見たら いつかの夢に出てきたような 淡い幸せが胸に響く 夕焼け空 影が伸びて いつもと違う一人の時 昨日よりも暖かく 優しい風は夏の薫り ひらり落ちた木の葉に 今の心重なる あの日と違う雲のように 想いを揺らす風が吹く いつも通りの帰り道も 何か違った色を見せる 愛の弱さを知ったとき 少し涙も零れたけど 立ち止まる事をやめたとき 限り無い明日が広がった 不意に溢れた笑顔の中 声にならない喜びも 確かに感じる事全て 進み出す勇気なの ありがとう 発売日:2013-07-10 歌手:戸松遥 作詞:大沢圭一 作曲:大沢圭一