Agape-露崎春女

過ぎ去った人たちの

背中を眺めていた

わたしはもういない

一人きりその意味を

無理して見つけていた

わたしはもういない

雲が晴れていく

いつから忘れていた

涙 こらえ

強くなったつもり

なにを難しく

考えていたのだろう

もし不安が

太陽 覆う時は

思い出して

愛しているから

たとえ離れていても

救われた笑顔

消さない歌を

歌い続ける

なにも

惜しみはしない

「どうか」

そう願うとき

枯れていた

つぼみが開く

それは Agape

あなたの優しさを

こぼれた涙を

穢した日はない

どれだけ正しくても

傷つけてしまうなら

そこに明日はない

あなたが

灯してくれた

この火は絶えず

また誰かの心を照らす

限りある生が

限りのない愛に

染みこむように溶けて

地に還る

その時まで

愛しているから

たとえ離れていても

救われた笑顔

消さない歌を

歌い続ける

なにも

惜しみはしない

「どうか」

そう願うとき

枯れていた

つぼみが開く

それは Agape

空の色 違っても

きっと繋がっている

それでいい

わたしはまっすぐ

歩いて行く

愛しているから

傍にいられなくても

救われた笑顔

消さない歌を

歌い続ける

なにも

惜しみはしない

「どうか」

そう願うとき

枯れていた

つぼみが開く

それは Agape

愛しているから

どんなに離れても

愛しているから

どんなに離れても

発売日:2013-12-11

歌手:露崎春女

作詞:Nao'ymt

作曲:Nao'ymt