月の瞼-La'cryma Christi

25時の眠らない街で

アスファルトに足音を刻む

「もしよければ」似顔絵の画家が

描きだした君の顔は 好きじゃないよ

欲望の散らばった現代社会(システム)に

忙しく 仮面だけつけかえる

本当の自分の顔だなんて

誰も知らない

泣きたくなる そんな日もあるさ

車に乗り YOKOHAMA へ行こう

渋滞の街を そっと抜け出して

絡ませた指と指 伝え合う

それだけで何か空気 変わるのさ

青い光 感じだすよ

月が落ちて 海の水が干上がれば

ずっと ずっと 走り続けよう

寄り添ったままの2人

オレンジの風を受け

生まれたままの笑顔で

君の涙さえも 蝶のように 夜空へ吸われてゆく

月が落ちて 海の水が干上がれば

ずっと ずっと 走り続けよう

寄り添ったままの2人

オレンジの風を受け

生まれたままの笑顔で

もっと もっと この刻を感じてたい

ずっと ずっと 感じたいよ

追いかけてくる月の

瞼を閉じてたら

波の音に包まれた

発売日:1998-11-25

歌手:La'cryma Christi

作詞:TAKA

作曲:SHUSE