電話のベルは夜明け間近か ごめんね 起こしてしまったんだね 雨を引きずる車の音に 僕は言葉をとめた 「結婚しよう」 淋しさからの生まれ変わり 君のすりへったハイヒールは 遊びですむほどたやすくないと 愛は時間を停めた 「結婚しよう」 ガラスケースに閉じこめて いつまで君は僕の言葉ながめているの 倖せにするよ 倖せにするよ 七月の薔薇は 咲きもせず 散りもせず愛を遠くで見つめてる 君が未来を恐がっているのは 蒼い夏のせいさ 「結婚しよう」 とっても重い言葉なんだ 今から友達ではいられない 僕のおふくろを そうさ君だけが “おかあさん”って呼ぶんだ 「結婚しよう」 ガラスケースがくもるほど いつまでも君は僕の言葉ながめているの 倖せにするよ 倖せにするよ ガラスケースに閉じこめて いつまで君は僕の言葉ながめているの 倖せにするよ 倖せにするよ 発売日:1993-10-01 歌手:因幡晃 作詞:浅野裕子 作曲:因幡晃