明けの歌-MIGMA SHELTER

絶え間なき咆哮 芯を喰らい身も喰らう

獣に遊ばれるカナリア

凍りついた思考は想像を超えない

踏み込んだ深淵は彼らの森

むき出した身に刺す風雷の往来

顔を出した心のカリギュラ

そっと首に回る指は解けない

この骨に伝うは 宵の歌

今宵も唄えや唄えや 終わりなき宵の宴

今宵も踊れや踊れや 終わりなき宵の宴

今宵も回れや回れや 終わりなき宵の宴

今宵も喰らえや喰らえや 終わりなき宵の宴

黒い歌 私を掴む

獣は言う その足でさあ逃げてみろ

炎が上がり 煙は舞い 動き出した regulation

獣は歌う 無邪気に歌う

祭りように その脚で土も鳴らして

その音に混ざり 聴こえだした

誰かの囁き

“You watch”

嘘のようで 悪夢のような

この色 あの歌さえも

“watch”

内に住まう 哀れな judge

for save your life

絶え間なき咆哮 芯を喰らい身も喰らう

獣に遊ばれるカナリア

それはもう ただ祈るだけの贄じゃない

そっと声を重ねてみればいいさ

誘惑を埋める emotion

指針は常に この胸の中

強く鳴る この音叉

終幕を拒む sensation

理由なき本能という性

故にすでに 灯は点いていた

黒い歌 私も歌う 離れはしないのさ

陰と陽 宵と明けは

それならばもう 逃げはしないのさ

今宵 一人歌う 明けの歌

発売日:2019-10-15

歌手:MIGMA SHELTER

作詞:タニヤマヒロアキ

作曲:タニヤマヒロアキ