時の糸で飾られた人形の住処-すみか-は 砂時計の砂の上、美しきMUSEUM ショウケースの鍵が錆びついてしまって 壊れていたことにさえ気付かずにいた 留-とど-めていた時間はサラサラと崩れていく 一粒に閉じ込めた追憶は黄昏にゆっくり溶けていく 描いていた完璧が儚く消えるとき 硝子のなか満ちていたメロディーが溢-あふ-れた 面影はないのに懐かしい歌声 静けさに響き渡る想いの全て 落陽に照らされたビードロの瞳の奥 輝きが灯るなら、永遠という夢に告げよう…さよならを 嗚呼…ただ砕け散るだけでも 刻むのは疵-きず-じゃない抱えた想いの全て 留-とど-めていた時間はサラサラと崩れていく 一粒に閉じ込めた追憶はこの胸に 幻想の砂の上、美しきMUSEUMに 糸のない人形の重ねた歌声は 静かに響いてく 発売日:2018-11-28 歌手:旧Valkyrie 作詞:矢鴇つかさ(Arte Refact) 作曲:松井洋平