ウサギノメ-FREENOTE

淡い朝もやの中 遠くなるタクシーに

見えなくなるまでずっとずっと手を振った

窓がさえぎって 声は聞こえない

ありがとうっていうひとことが

もう届かない

真っ赤な目で ただ寂しくて

ひきとめることも出来ずに

立ち尽くしてるだけ

ああ さよなら言えてよかった

困らせることしか出来ない

私に今日さよなら

震える夜はなぜかいつも

あなたからの電話

甘えてよりかかることが

当たり前になってた

大事なことを 忘れないでと

受けとめる強さを 教えてくれたのに

ああ 大好きなあなたといれたら

何もかも怖くはなかった

私だけそう思ってた

派手な黄色い靴も

変な形の服も

優しいその笑顔も

ここにはもう いない

真っ赤な目で 平気なふりして

朝まで傍に居てくれた

あなたにさよなら

ありがとうはもう言えないけど

最後のプレゼントの意味を

大切に育てるよ

発売日:2007-07-25

歌手:FREENOTE

作詞:FREENOTE

作曲:FREENOTE