午前0時の街-吉田拓郎

そよぐ風が僕の髪を通りすぎて

街がいつもの静けさにつつまれる頃

思うがままに足をはこべば靴音のメロディー

やさしいあの娘の店はもう近い

顔なじみのお酒好きで女好きな

愛をふりまいて のし歩く あこがれの君

今夜はどの娘の腰に手をまわしうかれて踊る

楽しきかな今宵 夜がまわってる

疲れた街並みに お酒を一滴

胸のかわきが うるおったなら

可愛い君を さそってみよう

闇にまぎれちまえ

想い出話も聞かせてやりたいが

時が行くのも何やらおしく くちびる寒い

心はいらない街にとけこんで 男と女

夜ふけの恋なんて誰かの落し物

疲れた街並みに お酒を一滴

胸のかわきが うるおったなら

可愛い君を さそってみよう

闇にまぎれちまえ

午前0時の街はいかがですか

似合いの服をえらんで着るように好みの店に

ブラリと歩けば体も足まかせ今夜をどうぞ

やさしいあの娘といっしょに待ってます

発売日:2006-04-05

歌手:吉田拓郎

作詞:吉田拓郎

作曲:吉田拓郎