凡(すべ)てじゃなくても アナタは また 太陽に負けじ と 照らすけど 絶対に続かない。 黙ってる 汗ばむ陰影(かげ) 咲いてはイケナイ 一輪しか 従わせて、頭(こうべ)垂れさせて いっか種子(しゅし)を湛(たた)えて 遠い雷鳴の 雲を待つ 引き込み、いざない迷う 何もない 果てしない庭には やけに渇いた 湿度の高い風が吹く 強い,穢(けが)れの無さを 突き付けてあげましょう だから ぼくは最後の季節を生きる、花。 その無表情を 染めたくなる 日没には 少しまだ早い 散らす同じ行為(ソレ)でも 原色の風景、映せたら… 啼(な)かない 虫の音を待ち ジリジリと 焦がされた暑さの 勝気な笑顔 澱(よど)む熱気に 揺らいでも 高く、咲き誇りたい あの空は 眩しいケド こんな、朽ち果てそうな 夏にも咲く、向日葵 陰りなき、穢(けが)れの無さを 突き付けてあげましょう だから ぼくが最後の 花をつける タイヨウの 花は‥ タイヨウに 届きたかったのは、ぼく。 発売日:2008-06-27 歌手:片霧烈火 作詞:sawamurah 作曲:たくまる