うちら祇園の舞妓はん-ザ・ピーナッツ

娘ごころを 鹿(か)の子にかくし

京の舞台は 道成寺

好いたお方も 好きだといえぬ

一人舞う夜の 一人舞う夜の紅扇

“うち、もう胸が ジーンとしてもうて…”

(舞妓はん、舞妓はん、うちら祇園の舞妓はん)

想うお方の 逢う瀬の夢に

今宵身をやく 大文字

浮いた稼業も 芸ゆえ清い

一人寝る夜の 一人寝る夜の乱れ髪

“うち、自分で自分が あんまりかわいそうで…”

(舞妓はん、舞妓はん、うちら祇園の舞妓はん)

京の祇園会(え) 宵山ふけて

いつか相寄る 夫婦鹿

想い想われ ひと夜の情け

加茂の流れに 加茂の流れにさらりと流す

“うち、兄(あん)さんより他に なにもおへんのどすえ…”

(舞妓はん、舞妓はん、うちら祇園の舞妓はん)

発売日:2009-07-15

歌手:ザ・ピーナッツ

作詞:萩原哲晶

作曲:池すすむ