白いシーツ、顔埋めて。 深い底、向かおう。 青い夜、空がまるで水面のよう。 まっさかさま、夢の中へ。 ひとでに笑われ。 でも静かに落花、僕はくらげみたい。 「明日、世界が終わるだろう。」 テレビが騒がしい。 評論家の目んたまは、死んだ深海魚、たまに砂浜にうちあげられているあれ。 ―くらがり 眠る くらげはね ―何かを 望んで 光った きっと明日に僕は恋をする、そんな予感が。 雨の中、君に逢って言おう。 「夢では逢ってたね。」 街を敷き詰める雨が、僕を刺激する。 外に飛び出た僕には、向かう場所が。 ―くらがり 眠る 君がいて ―こっそり くちづけ 起こした そして二人すぐに恋した、埋もれる星で。 水かさの増しゆく中、ずっと。 明日もまだ好きでいる、そんな誓いが。 二人は指切りしてね、言った。 「世界の終わりでも。」 「ねえ、ふわふわしてたいね。」 「そう、大雨のなかでも。」 「僕らは浮き続けていこう。」 発売日:2011-02-16 歌手:メガマソ 作詞:涼平 作曲:涼平