寝静まるこの街に 冷え切った夏宿る 空色は見飽きたけど でも でも 見ていたい 乾いた音なびかせて 書き連ねまた浮かべる 歪な泡 魚の群れ 彼方消えゆく 拝啓陽を浴びる地上の君へ 此処にもまた遊びに来てね まだ淡い光貫く蝉の声がする 規則的な数直線 止まらない僕等の跡 カウントはもう動かない まだ まだ 眺めたい 乾いた字をひた並べて 次こそと放り投げる 無限の空 鳥を囲む イルミネーション 水面下照らす電子音 掴んで繋いでまた 朝も変わらない 温度を 保ってるんだろう 拝啓陽を浴びる地上の君へ まだ此処には来ないでいてね 君の呼ぶ声が聞こえるそよ風 彷徨った冷たいお手紙は やがて君の心に映る ふやけた羅列ゼロとイチ まだ掴んだまま 君の世界は快晴が続いていますか? 負けないくらい笑えていますか? でもそろそろ耳寂しいから また君の歌を聴かして 発売日:2019-09-11 歌手:DIVELA 作詞:DIVELA 作曲:DIVELA